FC2ブログ

大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

08« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»10
 

物で持っている思い出を未練という 

1カ月休んでしまいました。
このブログを見て頂いていた方、申し訳ございませんでした。

ちょっと家族が病気になったり、自分も本当に久しぶりに風邪をひいてしまったりで、特に師走に入っては仕事も休めず慌ただしく過ごしていました。

休みに入って、今日は久しぶりの落ち着いた日。机に座りブログに手を伸ばしました。

先日休みに入ってすぐ倉庫の整理をしました。この10年間、多忙を理由に整理もしないで入れっぱなしになっていた貸倉庫です。実現したのは息子夫婦が手伝ってくれることになったからです。若い人がいなければなかなか思い切ってああ言う力仕事はできない。大助かりで、半分くらいにできました。その日に市の〝クリーンセンター″に持って行って全部処分です。まるでブルドーザーを借りてきたみたいで感謝感謝。

しかしその処分したものと言ったら。マレーシアの原住民の吹き矢、アンティークではあるがそれほどレアものでもない柱時計、学生時代に月賦で買ったアンプやチューナー、昔の本やノート、駐在員時代の机の上の置物、サンフランシスコの市街地図、戦闘機の模型等々・・・ どうみても僕のノスタルジー以外なんら保存動機が存在しないものの多いこと!

まあ実用品とか経済的価値の高いものは、自分とは切り離されて、“その価値がある限り“、と言うより〝その保管コストと見合う限り″置いてもらえるのでしょうが、こういう趣味のものの手放し時は実に難しい。

それを手に入れたとき自分が息をしていた空気・音・匂い・感じたこと。そう言った、その時を切り取ったようなもの全てがその中に存在しているからです。

よく、「心の中にあれば良い」と格好よく言う人がいますね。そう思える人が実に羨ましいです。
物で持っている思い出のことを「未練」というのかもしれない。

マレーシア時代のものなんか、帰国時にそのまま実家に送って一つの部屋を占領。まるで博物館です。
でも、あの時は、将来それらに囲まれて思い出にふけることができる生活が〝あるかもしれない″と、未来の自分を過大評価していたのです。当然実家からはクレーム。10年前にこっちに持ってきて、そのまま貸倉庫。維持コストも馬鹿になりません。

まあそんな事で頑張ったんだけど、結局日の目を見なかった。これらの物たちに申し訳ないと言う気持です。

結局、知識とか旅行の思い出とか、なんかそう言った最初から再現性のない空気のようなものは、非常に個人的なものだし他人に伝えることがそもそもできないものとわかるけど、このように手に触れられるものは、つい自分以外の人にとっても楽しんでくれるものではないかという誤解を生みやすい。

でも今回わかったのは、僕以外だれも、“楽しんで“くれる雰囲気ではなかったと言うことです。誤解も自分中心の都合のよい誤解だったと言うわけです。こういうものを取っておきたい心境と言うのは、「未来に自分の時間がある」という感覚ではないかと思うのです。一定の歳をとるとその現実が解ってくる。自分の親も同じことを思ったんだろうなあ、とか。

きっと自分の中で、昔の自分に会いたい気持。小さかったときの自分の子供や若かったころの伴侶に出会いたい気持。
そんなものも、自分の未来の時が確かにならないと思い始めると、本当に薄れていく記憶の中だけのものに自然になって行くんだろうなと。

そんな中で、まあ取っていくことに、″今のところ″賛同が得られたものの逸品を「過去の自己満足」の遺物として紹介します。 (まあ、これもあと何年手に触れられるか心もとない限りですが・・・)

蓄音器2 レコード針 レコード
蓄音器1
(戦前のイギリスGramophone社製の蓄音機。まだHis Master Voiceがビクターの商標ではない時代。レコードも数枚あり、
これが実に暖かい癒される音がする・・・まだまだ現役)








スポンサーサイト



カテゴリ: プライベートブログ

[edit]

Posted on 2014/12/30 Tue. 15:18    TB: 0    CM: 0

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hnmotani.blog91.fc2.com/tb.php/674-92134cf6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

カレンダー

リンク

検索フォーム

最新記事

月別アーカイブ

QRコード

RSSリンクの表示