大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの社長をしている 大谷光彦のブログです。

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春の嵐と桜と人工知能 

今日は各地で春の嵐が吹き荒れました。京葉線は全国でもトップクラスの“風に弱い”路線で、今日も止まるのではないかと思っていましたが、最近は防風対策が功を奏したのか、遅延程度で済むことが多くなりました。今日も何とか止まらず頑張ってくれました。桜にとっては短い春になったかもしれませんが、緩んだ気温の中で少しざわざわした気持になるのも「春」の特徴かも知れません。
スウェーデン大使館と櫻
(オフィースから見たスウェーデン大使館と桜)

ここのところ人工知能のことが気になっています。
きっと技術の発達が人の存在意義をわかりにくくすることでしょう。
人には力もスピードも計算力も、そしてきっと判断力さえ求められなくなり、求められるのは“あなたの代わりがいない”と言うようなオリジナリティーだったり、創造性だったり、芸術性であったりすることでしょう。他人と同じことをしていても良いような仕事はそのうち全て機械がするようになる。自分が必要とされていると感じられることが如何に難しいことか、残念ながらそういう時代になると思います。

量では測れない価値、効率では評価されない価値、きっと自分で評価できる自信がないものは、そのこと故に存在意義がなくなるという結構恐ろしい世の中になるような気がします。そう、客観的な価値とか比較した優位というものでは幸せにはなれない。
究極の自己満足と言うか、孤高の幸福感と言うか、、  人は進歩するものなんだろうかと。

今でも十分そうですが、人類はこの自分で築き上げた技術の進歩にますます適応できなくなっていきます。生理的な不適応がそのままメンタルな世界での不適応という形で現れます。人間の持っている自己矛盾です。

ISの問題、難民と先進国の問題、さらにアメリカ大統領選で起こっているトランプ現象。これらは全て、人が世の中を、自分の幸せをどんどん感じられないようなものにしていると言う事を表わしているように思います。しかも誰かが悪いわけではない。火に向って飛び込んでいく虫のように、止めようのない知的動物の“必然”を思います。

人は桜は長寿でないから美しいということをわかっているのでしょう。特に日本人はね。





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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2016/04/07 Thu. 23:54    TB: 0    CM: 2

この記事に対するコメント

Re: 幸福の感性







コメントありがとう。
ちょっと最近いろいろと世の中騒がしすぎて、僕も歳をとってきてなかなか見過ごせない気持になることが多く、つい熱く語る(まあ元々その傾向はあるけど)ことが多くなってきました。何か実際に行動に移さなければなあ~、という心境になっていますが、まだ落ち着いてNPO的な世界に入れる状況にもなく、忸怩たる思いがしています。

しかしそれにしてもあのトランプのこと、面白さというレベルではなくなってきていますね。もともとアメリカ人やアメリカの多様性は大きな魅力ではあったはずが、向かう方向がネガティブな多様性とでも言えるようなそういうことになってきているのかなあと。日本もそうだけど心とか気持の豊かさを優先する風土がどんどん失われ、人のValueが下がる一方だよね。自分も短いながら住んでいた国だから愛着があるんだけど不思議な気持ちになります。理性・倫理・品性・教養・プライド、、そういうことは古いのかなあ。そういうものが不格好だと言う時代すら懐かしい。その時代の方がまだマシだった。

自分にそう言える資格があるかどうか疑わしいけど、やっぱり「清貧」という言葉が一段と好きになってきています。

愚痴の多いブログが増えそうで申し訳ない。
そう言えば「教養」というニュアンスに一番近い英語の単語ななんですか?教えてもらえるとありがたい。

妹さんにもよろしく。

大谷光彦











> 大谷さん! 人が幸福を感じられなくなってきている、というのは名言です!鋭い考察ですね。激しく共感します。
>
> 確かにトランプ現象もISの問題も考えるのに疲れた人間が単純でわかり易いメッセージを放つ偶像的なものに委ねて思考をストップしてしまった、としか説明できない気がします。
>
> 特にアメリカにいると、トランプの発言や彼を支持する人びとががまるで大戦前のヒットラーとドイツ国民に似ている気がしてなりません。理性で抑えていた部分が、偶像に怒っていい、支離滅裂になっても構わないというおすいつきをもらって過激化していく気がしてこわい。
>
> ただ、楽天的な私としては、人間にはコンピュータには決して感知できない幸せ感受性細胞があり、それはDNAとして受け継がれると信じたい。
>
> 癒し系ロボットになぜお年寄りが癒されるかというと、癒しのパターンを組み込まれたロボットに癒しを求める脳が反応するからで、決してロボットに癒しパワーがあるわけではない。
>
> 技術通訳をやっていて、いつも顧客の理解力に助けられるのですが、私のつたない訳を顧客の脳が補ってくれているわけなんです。だから、人間には、「理解したい!」と願う気持ちがあって、それが脳を助けているのかなと。
>
> 同じ理屈でいくと、もしかして身近な幸せ、感謝の心もそれを求める気持ちがあれば実現できる? 母がいつも言う言葉ー「幸せは、自分の心の中にある」これを座右の銘のしようっと。
>
> 大谷さんのお陰で少し脳が活性化した気がします。これからもブログ楽しみにしています。

URL | 大谷光彦 #CiMuWi7g

2016/04/10 23:53 * 編集 *

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2016/04/10 01:42 * 編集 *

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